旅を日常にしたもう一つの理由。
今月は日本で予定が入っていて、今から大阪に向かうところです。東京から大阪。その後福岡へ旅をします。
このように、「好きな時に好きな場所で笑って仲間とご飯を食べる生活」をテーマにして国内外を問わず旅しているのですが、実はこのライフスタイルにはもう一つのテーマがあります。
「好きな時に好きな場所で笑って仲間とご飯を食べる」
そのもう一つのテーマとは、以前の職場では叶えることが出来なかった日常。大切な仲間が困っている時に駆けつけることが出来るライフスタイルです。
ちょうど1年前、一緒にバンコクに旅に行った仲間がいました。彼女は難病を抱えており、その旅が彼女の人生で最後の旅行になるかもしれませんでした。
病気のため、お肉が食べられなくて野菜を選んで食べる旅先。でもせっかくの旅だからと、海外で5年間食べられなかったお肉を食べることにしたのです。
お肉を制限していたけれど、お肉が大好きだった彼女。5年ぶりに食べる牛肉を私たちは止めることが出来ませんでした。
そして一口。「美味しい。。」
満面の笑みを浮かべた彼女の顔を忘れることはありません。
それからしばらくして、彼女の病気は治ることなく、入院することになってしまいました。いまだに日本国内で彼女の難病を治せた事例はないそうです。
「好きな時に好きな場所で笑って仲間とご飯を食べる」この言葉は、わたしにとって様々な意味が込められています。
自分だけ楽しんでも楽しくない。仲間と共によくなっていく。どんなに天才だって、どれだけ正しいことをしていたって、人間は良い時もあれば上手くいかないときもあります。
そんなときに声をかけられるように在りたいと切に思います。
願うことよりも一言メッセージを送ること。それよりも出来るならば、笑顔を見せに行くこと。
今回も急遽福岡に行くことになったのですが、これをきっかけに果たせていなかった約束を海外だけでなく日本で叶えることが出来そうです。
この記事を書いている人
場所と時間にとらわれず「好きな時に好きな場所で仲間と笑ってご飯を食べたり、水族館でしか見れないような魚を釣る生活」を今日も世界中の何処かで送っています。
台湾で暮らす親友に会いたい時に会いに行きたくて2013年に家を断捨離してホテル暮らし11年目。
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どうやって11年も旅を続けられているの?
人間にとって一番怖いのは、将来が見えないことじゃなくて、将来が見えてしまうことなんだ。
世界を転々としながらまだ見たことのない世界を見続けられる仲間を増やしたくて【はじまりの手紙】として【仕事の作り方】を旅先でじっくり時間をかけて書き上げました。
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お金を貯めて旅をして、またお金を貯めて旅をする生活をやめたいひとは、読んで損なしです。
僕が会社勤めの時に知りたかった場所を問わない仕事の作り方を、事細かに順に書いています。海外在住者、自営業、お医者さん、政治家、獣医さん、有名芸能人まで読んでいる謎の読者層。
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WEBで仕事を作り、仕事を仕組み化して旅を続けている神谷純平といいます。