初の高速鉄道に敢えて乗らなかった理由
バンビエンからこんにちは、神谷純平です。
ラオスに高速鉄道が出来て、首都ビエンチャンから秘境バンビエンまでたったの1時間で行けるようになったのは最近の話。今まで、ミニバスで最低4時間かかっていたのでまるで夢のようです。
しかし、実際にラオスに着いて知ったのは、ビエンチャンの駅までリバーサイドから車で20分かかり、バンビエンに着いてからも町まで車で10分の距離があるということでした。
それは良いとして、旅人として純粋に気になったのは、電車移動中、荷物は席の近くに置いててもいいのか、それともどこかに預けなければいけないかという点です。
※後日、バンビエンで出逢った旅人の情報によれば、電車と電車の接続部分に置いておくらしいです。
僕は堅く行く派なので、荷物が無くなる可能性があれば別にミニバスでと思っていた所、驚きの情報を知ることになりました。
なんと、ラオスに高速道路が出来てる!!
それだ!と思ってミニバスを予約することにしました。
本当はいつも通っていたお店でチケットを買えれば正確な過去との価格差が分かったのですが、コロナ禍で潰れてしまっていました。
今回特に交渉せずに購入した、ビエンチャン→バンビエンのチケットは15万キープ(約1,332円)。以前は8万キープくらいだったので高速料金が乗っているようです。
翌朝10時。ホテルまでトゥクトゥクで迎えに来てくれて、トゥクトゥク込みで15万キープならばお得だと思いました!
直接バス停に行けば10万キープらしいですが、移動手配のことを考えるとお得です。
こ、これは新しいタイプのTOYOTAハイエース!!
と思ったら、後ろの旧型ハイエースでした。
忘れ物をしたり何かトラブった時のために写真を撮っておくのがおすすめ。
このタイプのミニバンは前の方にしかエアコンが付いていなくて後ろの方に熱がこもるので、前の席に乗ると快適です。とりあえず聞いてみようの精神で聞けば、助手席に乗せてくれたりもします。
そして、道を進んでいくと、
高速道路が目の前に!!
よく見るとETCの文字も見えています。
何度か料金所を通ったのですが、やはりそこそこ高速料金はかかるので、バスチケットの値上げは納得のお値段です。
到着したのはホテルを出てから2時間でした!実際はミニバス乗り場で人が揃うまで30分ほど待っていたので、1時間30分ほどで着いた計算です。
ホテルからバンビエン市内まで直接行けるので、トータルで見ると電車に乗るよりも速くて安く着けるということが判明しました。
ちなみに復路のバンビエン→ビエンチャンは、交渉なしで12万キープ(約1,066円)で購入完了。
ビエンチャンの到着点がバス停しかないらしく、リバーサイドに戻るまで少し移動が必要なので、帰りは電車というのもアリかもしれません。
一つ、ミニバスでいいなと思ったのは、この閑散期でも朝8時から夕方3時まで1時間毎にミニバスが出ていること。
8時に出て遅くとも10:30にビエンチャンに着くのであれば、ギリギリまでバンビエンに泊まって飛行機に乗ることも出来てしまいます。
※2022.08.21追記 備忘録
・北のバス停到着で、リバーサイドまで言い値で10万キープでした。配車アプリのLocaで17万キープだったのでそれくらいが相場かと思います。乗合だったので、5万キープを提示して5万キープで行けました。(タイ語で交渉)
・バンビエン→ビエンチャンのミニバスは直接乗り場から乗れば10万キープです。
まとめ
今までバンビエンに行くには4時間のミニバスしか選択肢がありませんでしたが、中国ラオス高速鉄道、高速道路が開通して考えられないほど秘境へのアクセスが良くなりました。
法律上、外国人は土地を買えないので理論上はビジネス中国人だらけになるはずはないのですが、何かしらの抜け道を掻い潜ってくると思います。ラオスの良さが失われるのはあと数年かもしれません。
今のバンビエンは観光客が少なく、マニアックな欧米人だけがいる、まるで僕が初めて来た2012年の頃のようです。旅好きの人に今すぐに来てほしいバンビエン。来年はどうなってる??
神谷純平
この記事を書いている人
WEBで仕事を作り、仕事を仕組み化して旅を続けている神谷純平といいます。
場所と時間にとらわれず「好きな時に好きな場所で仲間と笑ってご飯を食べたり、水族館でしか見れないような魚を釣る生活」を今日も世界中の何処かで送っています。
台湾で暮らす親友に会いたい時に会いに行きたくて2013年に家を断捨離してホテル暮らし10年目。
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世界を転々としながらまだ見たことのない世界を見続けられる仲間を増やしたくて【はじまりの手紙】として【仕事の作り方】を旅先でじっくり時間をかけて書き上げました。
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もしどこかに預けたら普通に荷物無くなりそうじゃない?